日本児童文学学会
Japan Society for Children's Literature

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第111回 日本児童文学学会中部例会(9月例会)ご案内

2026年08月31日

第111回 日本児童文学学会中部例会(9月例会)ご案内

第111回日本児童文学学会中部例会を下記のとおり開催いたします。
お忙しいことと存じますが、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
※一般の方は資料代500円を申し受けます。

【開催概要】
日時:2026年9月5日(土)14:00~16:00終了予定
会場:allobu(アローブ)おおぶ文化交流の杜図書館 会議室1
〒474-0053 愛知県大府市柊山町六丁目150-1
Tel:0562-48-1808
https://library.allobu.jp

【参加方法】
本例会は対面形式で開催いたします。
一般の方は資料代500円を申し受けます。

【タイムテーブル】
13:40~ 受付
14:00~14:05 開会あいさつ
14:05~14:45 研究発表(発表30分・質疑応答10分)
14:45~14:55 休憩(10分)
14:55~15:55 対談(60分)
15:55~16:00 閉会のあいさつ、諸連絡

【研究発表】

これからの子どもの学びを支える読書環境

中西由香里氏(愛知淑徳大学非常勤講師)

本発表は、2026年3月17日に文部科学省が公表した「図書館が拓く未来の学びと地域社会(報告書)」(以下、「本報告書」)を手がかりに、これからの読書環境について考察する。本報告書は、2024年10月に設置された「図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議」の議論を経てまとめられたものである。本報告書には、デジタル社会への対応や人々の学びを支える読書環境の整備・充実、地域の書店も含めた関係機関等との連携、読書推進人材の活躍機会の拡大、人材の育成等について記されている。

また、次期学習指導要領改訂への準備が進められていることから、これらの動向も踏まえ検討する。国語科ワーキンググループでは、読書を通して楽しみながら多様な考え方に触れ、自らの考えを広げたり深めたりする経験を重ね、自立的な読書へと移行していく学習が図られるよう、授業内外における読書活動をつなぎながら、読書習慣の形成について改善の方向性が示されている。読書環境についても、各教科におけるワーキンググループでの審議事項にも目を配り、これからの子どもの学びを支える「読書」について報告する。

【対談】

いま子どもは何を読んでいるか:電子図書サービス利用の現状をとらえて

講師:吉原 学氏(おおぶ文化交流の杜図書館 図書館長)
講師:宮﨑 忍氏(おおぶ文化交流の杜図書館 児童サービス責任者)
聞き手:松岡礼子氏(至学館大学准教授、至学館大学附属図書館 図書館長)

昨年の第108回日本児童文学学会中部支部9月例会では、「おおぶ文化交流の杜図書館と子どもの本の今」と題し、前館長より学校連携を積極的に進める公共図書館の取り組みをご報告いただきました。なかでも、図書館からの働きかけにより2024年11月に一部小学校で始まった電子図書パック導入が、2025年5月には市内全小学校へ広がった経緯は大きな反響を呼び、フロアとの活発な質疑応答につながりました。こうした実績が評価され、同館は今年「令和8年度子供の読書活動優秀実践図書館」として文部科学省より表彰されています。

今回の対談では、新館長と児童サービス責任者を迎え、電子図書がもたらす新たな読書体験とその可能性について、昨年に続き深めていきます。皆様との活発な意見交換を期待しています。